FXの天才的なトレーダー「ギャン」が残した貴重な28の取引ルールをご紹介

ギャンという天才的なトレーダーが残した貴重な取引ルールを紹介しましょう。
28のルールを読み終えて「当然なことばっかりだ」と感じたら、もうFXトレーダーとして中級レベルには達しているかもしれません。
でも「実行できていますか」と問われた場合はどうでしょう。
わかっちゃいるけど実行できないことばかりです。
ギャンの取引ルールは実際に守らないと意味がありません。
今ではトレードの聖書のようなルールなので、これを知らないでトレードしているベテランFXトレーダーは一人もいないでしょう。
またプロと名のつくFXディーラーなら、ほとんどがこのルールを根底において取引しているはずです。
個人トレーダーであっても、できればギャンの28ルール程度は暗記してほしい、そう信じています。
「ギャンの28ルール」は世界のトレーダーたちの常識
生涯の勝率が8割を超えた(人間じゃない!)ともいう伝説の相場師がW.D.ギャンです。
もちろんFXのトレーダーではなく、主に商品相場ですけどね。
そのためギャンの理論をそのまま為替相場のFXに当てはめることには少し無理があるのですが、しかし彼の残した理論やルール原則は今でも新鮮さを失っていません。
特に有名なのが「ギャンの価値ある28のルール」です。
亡くなったのが1955年。
そんな古いルールに価値があるの?と言いたいでしょうが、いま読み直しても非常に「価値ある」ルールです。
現代でもギャンの熱狂的な信奉者を自称するFXトレーダーはたくさんいます。
またギャンの取引ルールは多くのFXトレーダーやディーラーにとって「常識」です。
世界の圧倒的多数が「常識」と信じている取引法は、たとえ個人FXトレーダーでも十分知っておかなければなりません。
その相場の局面で、みんながどういう考え方をするのか。
そうした総意でFX相場が動く以上「知らなかった」ではすまないからです。
古典的なルールを自分なりに修正してトレードしよう
念のために予防線を張っておきますが、ギャンのルールは非常に明快かつ厳格です。
「○○なときは△△してもいいし、××してもいい」などとは言いません。「△△すべき」とハッキリ断言します。
だから一回でもギャンのルールを詠んだことがあれば、なんとなく頭に入ってくれます。
記憶に残ってくれます。
今回はちょっと意訳して掲載しました。
読んだルールに納得していただくのがベストですが、もし「おかしいよ・・」と反発したくなったら、なぜ反発したいのか、どこが納得できないのかをじっくり考えてください。
自分なりに考えて「だからギャンのルールには従わない」というのなら、それでもいいのです。
そうやって作ったルールは、いわばギャン理論のマイFX修正版ですね。
あんがい、現代版・修正版のほうが有効かもしれません。
実行してみるまで分からないことです。
実際、プロのFXディーラーだってギャン理論の通りにトレードしているわけではないでしょう。
みんな自分なりに噛み砕いて、経験を積んで、自分なりにマイFXルールを作っているはずです。
そういうマイFXルールが、いざというときの味方になってくれます。
ちなみに「ギャンの28ルール」は英語で表記すると W. D. Gann’s “Twenty-eight Valuable Rules” です。
1条:使って良い資金の総額

「すべての資金を10等分し、1回の取引では、その10分の1以上のリスクをとらない」
もちろんこのルールではFXの特徴である「レバレッジ」を考慮していません。
したがってそのままFXトレードに適用することはできないのですが、「失ってもいい資金」というふうに考えればスッキリしますね。
100万円の証拠金があるのなら、そのうち10万円まではリスクとして許容する。
つまり含み損が10万円になったら、そのFXトレードは失敗として切り捨てるということでしょうか。
FXの場合はもっと許容リスクを小さくすべきという声も多いようです。
1回のトレードで10万の資金を失うようでは、続けられない。
10万ずつ3回失敗したら30万の損失です。
実際の数値は人それぞれです。
たとえば5%というリミットを設けている人もいるし、3%が限度というFXトレーダーもいます。
限度額はどうでもかまいません。
重要なのは「かならずリミットを設けて、それを守る」ということでしょう。
どんなに絶好の機会と思っても、資金の3分の1とか半分をつぎ込むトレードをしてはいけないのです。
ギャンは相場師としては珍しく、最後まで勝ち続けて亡くなったトレーダーです。
そうした堅実なトレードの末、ギャンは5000万ドルの財産を残したといわれています。
第2条:ストップロスオーダーを置け

「ストップロスを必ず置くこと。損失の限度額を計算して、ポジションをとると同時にストップロスをオーダーする」
ストップロス、つまり損切りのオーダーを必ず設定することがギャンの第2のルールです。
またこの場合のストップロスの幅に関してもギャンは具体的な数字を示しています。
残念ながら当時の商品相場での数値なので、為替相場にはそのまま適用できません。
しかし決して大きな許容度のストップロスではなさそうです。
たとえば綿花相場。
20~40ポイントの幅のストップロスをギャンは推奨しています。
そして「決して60ポイントも離してはいけない」と注意しています。
この20~40ポイント、60ポイントがたとえば現在のドル円FX相場のpipsに換算したとき何銭になるのかは不明ですが、決して大きな数字ではないでしょうね。
そのストップロスの幅を考える際に参考になるのが、第1条の「資金の10分の1」というルールでしょう。
ドル円を1枚買うのか、10枚買うのかによってもリスク額は変化してきます。
でも、何枚買うにしても、トータルとしての最大リスクは資金の10分の1。
ストップロスの幅はおのずと計算できるはずです。
「ポジションをとると同時に」という部分も重要ですね。
あとで考えるのでは遅すぎです。
最初からリスクを計算して、そのリスクに応じたポジションを考え、ストップロスも同時に設定しておく。
すべて計算ずくめ。
すべてが「想定範囲内」のFXトレードであることが大切なんです。
第3条:オーバートレードの禁止

「過剰なトレードをしてはいけない。オーバートレードは自分の資金ルールを破ることになってしまう」
第1条と同じ意味です。
非常に重要と思っていたから再度繰り返したのでしょう。
「1回のトレードでは資金の10分の1」と決めてはいても、実際のトレードの渦中ではついつい破りたくなります。
「いまがチャンスだ」
「追撃すれば大儲けできるぞ」
「ここで資金を補強すれば巻き返しできそう」
そんなFX局面はかならずあるはずです。
だからほんの少しだけ、自分で決めた資金分割ルールを緩めたくもなります。
でも、絶対にやってはいけないとギャンは強調しています。
たしかにその場では成功して、大きな益を出せるかもせしれません。
でも自分で決めたルールを破るようなFXトレードは長続きしないのです。
FX相場の判断、読みが100%当たることはありません。
10回のルール破りトレードで9回までは当たっても、残りの1回で失敗。
その失敗が命取りになりがちなのです。
たとえば競馬のいわゆる「銀行レース」。
まず間違いなく当たりそうなレースだからといって資金のすべてをつぎ込む競馬ファンはいないはずです。
100%ではないということの怖さですね。
たった1%のリスクであっても、そのリスクが致命傷になるようなものなら、絶対に手を出さない。
自制が必要です。
第4条:含み益を損に変えない

「利益が出始めたポジションを損失に変えてはいけない。
含み益が出てきたらストップロスのオーダーを引き上げよう」
いわゆるトレーリングストップの考え方です。
FX相場の読みが当たってポジションに含み益が出てきた場合。
もちろん、もっともっと益がふくらむことを期待します。
だいたい個人FXトレーダーの欠点は「利小損大」ともいわれますね。
マイナス方向への動きには「まだまだ」と我慢して、その結果として損が大きくなる。
プラス方向のときは「もし反転したら・・」と小心になりすぎて益幅が少ない。
ギャンは「もっと利益を伸ばせ」とは言いません。
もっと伸びる可能性があっても、せっかく含み益が出てきたのなら、それが損になるまで放置してはならないのです。
もし100円で買ったポジションが101円まで上がったら、買値の100円にストップスを引き上げておきましょう。
これで損をする可能性はなくなったわけです。
もっと欲張ってストップロスを100.5円まで引き上げるべきかどうかについては、ギャンは何も言っていません。
そのあたりはケースバイケース。人それぞれでしょうね。
どちらが結果として正しいかは分からないことです。
ただ一つ言えるのは「いったんは益が出てきたポジションなのだから、けっして損をしてはいけない」ということ。
ギャンが強調しているのは「損に変えない」というだけです。
第5条:トレンドに逆らわない

「トレンドに逆らってはいけない。トレンドに沿っていると確信できるとき以外、ポジションをとってはいけない」
FXポジションの取り方には順張り、逆張りの2種類があります。
ギャンはトレンドフォローの順張りを推奨しているようですね。
ただし順張りとか逆張りという言葉を使う場合、気をつけるべきはそれがどの程度の大きさのトレンドなのかということです。
たとえばある程度の大きな流れとしてFX相場は上昇トレンドだとします。
上昇トレンドの中にも、もちろん小さな調整下落もあるし、そこから反発しての再上昇もあります。
こうした小さなトレンド(小波動とでもいうべき)にも絶対に逆らうなと、ギャンはアドバイスしているのでしょうか。
キーワードはたぶん「確信できるとき以外」という部分でしょう。
自分なりの分析で「FX相場のトレンドは上昇だ」と確信しているのなら、たまたま形の上で逆張りのエントリーになっても良い。
そう言っているような気もします。
ただし、もし読みが違っていたらストップロスの出番でしょうね。
どちらにしても「こんなに上がるのはおかしい」というような値頃感覚で逆張りFX取引はタブー。
「自分はトレンドに沿っている」という自信のあるときだけ、冷静な資金管理の元に、ストップロスをおいてエントリーしたいものです。
第6条:迷ったらトレードしない

「迷いがあるときは手仕舞しよう。疑念を持ちながらトレードしてはいけない」
これは難しそうです。
たしかに「どうしようか・・」と迷うようなFXの局面でポジションを持ち続けるのは、なにも根拠がないわけですからバクチのようなもの。
トレードは自信のあるときだけすべきなんですね。
しかし多くの個人FXトレーダーは「自信はないけど、でも上げるかも」程度で参入しています。
そして高下する相場を見ていると迷いはいっそう募ります。
そんなとき、スパッとポジションを整理できるでしょうか。
益が出ているのなら手仕舞も簡単ですが、含み損の場面だったら?
でも、そんなときは決済してFX相場から離れるのがギャンにとっては正しい選択のようです。
難しいけれども、それをやらないと相場のカミサマにはなれない。
プロ級のFXトレーダーなど金曜の夜になると、益が出ていても出ていなくても、持ちポジションをさっさと清算したりしています。
土曜日曜に何がおきるかわからない。
ポジションを継続すれば、つまりは「確信」のない状況で2日も過ごすわけです。
大きな影響力のある経済指標の前にも、やはりベテランFXトレーダーたちはポジションを切ります。
これからどうなるか不明。
そんな場合はけっして頑張ったりしないで、きれいに撤退する。
心になにも負担のない状況で、また新しいポジションを考えるのが賢明なんでしょうね。
第7条:活発なマーケットで取引を

「売買の活発なマーケットだけでトレードしよう。ボラティリティが小さかったり活気に乏しいマーケットからは手を引く」
FXの場合、マーケットとはもちろん通貨ペアのことです。
動きのない通貨ペアという意味ではありません。
FX相場の外見が停滞しているようでも、その背景では大きな取引がなされて拮抗している場合もあります。
ここでギャンが言っているのは取引量の少ない通貨ペアということでしょう。
もっと具体的に言ってしまうと、マイナー通貨ペアの取引です。
マイナー通貨ペアのFX相場は大きく上げたり下げたりするかもしれませんが、しかし取引量が少ないため、ちょっとした買いや売りが理由で大きく乱高下しています。
こういうFX相場にはトレンドが生まれにくいでしょうね。
ドル/円とかユーロ/円、ユーロ/ドルのようなメジャーなFX取引なら売り手も買い手もパワーを持っています。
ヘッジファンドがイタズラをしても、簡単には左右されません。
またいったんトレンドが生まれると、慣性力が働いて、ある程度の期間はその方向に動き続けてくれます。
テクニカルな読みが通用します。
トレードするなら、こうしたメジャーなFX市場に限りますね。
さらにはメジャー通貨であっても、市場の薄くなるイースターやクリスマスの時期は避ける。
そういうことのようです。
第8条:リスクを均等に分散する

「リスクを分散すること。ひとつの通貨ペアに集中させず、できれば2つか3つの対象に分散する」
一極集中のFX取引は危険すぎるということですね。
たとえばドル/円のようなメジャー通貨ペアであっても、それだけに集中してFXトレードをしているとやはりリスクが高くなります。
もし可能ならユーロ/ドルや豪ドル/円など、他の通貨ペアにも資産を分割するのが安全ということでしょう。
ギャンは言っていませんが、FXの場合は取引会社の分散というとらえ方もできます。
どんなに信用できそうな取引会社であっても、その会社が絶対とは言い切れません。
できれば2社か3社に口座を分けるほうが賢いでしょう。
実際、通常時には安心のFX会社であっても、アクセスが集中するといきなり止まるような取引サイトもあります。
ポジションを取ろうとしても、なぜか「ディーラーチェック」という不思議な介入メッセージによって、約定に時間がかかることもあります。
「なぜだ?」と怒っても仕方ありません。
あとでどんなにクレームをいれても意味がないのです。
FXトレードにはいろいろなリスクがあるのだと諦めるしかありません。
個人トレーダーにできるのは、せいぜい口座の分割、取引会社の分散程度でしょうか。
リスク分散によるトレードについては以下で詳しく説明しております
第9条:指し値オーダーの禁止

「売買オーダーを指し値で入れてはいけない。どんなときでもマーケットプライス(成り行き)で売買せよ」
このままシンプルに受け取る必要はないと思います。
ギャンがトレードしていたころとは違って、FXも今はネット売買の時代です。
またマーケットが日中の数時間だけという時代でもありません。
でも考え方そのものは理解できると思います。
ギャンは実際の相場の動きを眺めながらトレードするのが好きだったのでしょうね。
相場の動きのなかには、その相場が持つ意志とか方向がうかがえます。
そうした「現場」を離れて、ただ指し値を入れて放置しておくようなFXトレードではいけない。
そういう意味に受け取っても間違いではないと思います。
FXの場合、午後おそくのロンドン時間から動きが大きくなり、ニューヨーク時間に入って頂点に達することがふつうです。
その間、ずっとパソコンの前に座っているわけにはいきません。
どうしてもFXでは指し値や逆指し値を使った予約トレードが必須です。
でも、ということでしょうね。
でも、可能な限り、自分の目で見ているFX相場の中でトレードしたい。
同じ100円というエントリーであっても、ジリジリと上げていってタッチした約定なのか、いきなりヒゲを伸ばしての約定なのか。
そうした感覚のようなものを大切にしようということだと思います。
第10条:手仕舞のルール

「十分な理由もなしにポジションを手仕舞しない。利益を守るためにストップロスのオーダを追従させていく」
手仕舞には「十分な理由」「納得のいく理由」が必要ということです
個人FXトレーダーにとっていちばん苦手なのは決済です。
とくに利益を出しているポジションの決済は非常に難しいですね。
よく言われるのが「益小損大のFXトレードをしていたら勝てない」ということ。
しかし含み益を最大限に伸ばして、最良の決済タイミングをはかるのは大変なことです。
そこでギャンはストップロス、つまり損切りオーダーを使えとアドバイス。
第4条の内容と似ています。
ストップロスの役割は「利益の確保」あるいは「損失の限定」です。
ギリギリ大きな利幅を確保するということではありません。
ギリギリ大きな利幅なんて無理なことなのですね。
天井、大底で上手に決済できるなら苦労はない。
実際には、ある程度の幅で益を確保できれば十分。
ただし、弱気になりすぎる必要もない。
思った方向に動いているならFX相場の流れにストップロスを追従させていって、そのストップロスがひっかかったら決済。
それなら「十分な理由」といえます。
だからこそストップロスの設定には自分なりのルールが必要ということです。
自分なりに「これで決済なら仕方ない」と納得できるようなFXルール。
そろそろ天井だろう・・というような、単なるカンだけで決済してはいけないのです。
第11条:剰余金は貯蓄する

「何回か続けてトレードに成功して利益が増えたら、その一部は温存しておき、緊急時やパニック時にそれを使用する」
トレードが成功すればFX口座の証拠金がふくらんできます。
その増えた証拠金を元手にして再度のFXトレードを続ければ、可能性として利益はさらに拡大するでしょう。
いわゆる倍々ゲームの理屈ですね。
10万円が20万円、20万円が40万円、そして80万円・・・。
しかしこうした拡大FX戦法は、いったん緊急の際にすべて失ってしまうリスクを内蔵しています。
実例が多いですね。
100万円から始めて500万円まで増やしたのに、たった一度の失敗で0になってしまった・・。
堅実に、利益の一部は分割して保管しておきましょう。
その資金はいざというときに命の水になります。
いい気になってFXポジションの量を増やさないこと。
つぎ込む証拠金の額をどんどん大きくしないこと。
石橋を叩いて渡るような慎重なFXトレードが必要なのです。
ギャンは敬虔なクリスチャンだったそうですから「謙虚さ」とでも言うのが正しいかもしれません。
第12条:スキャルピングの禁止

「スキャルピングのような小さな利益を狙ったトレードをしてはいけない」
数pips、大きくても10~20pipsの薄い利益を狙うFXトレードがスキャルピングです。
デイトレードではけっこう人気の手法ですね。
しかしギャンはこうした薄い利益幅を狙うトレードを禁止しています。
実際のスキャルピング・トレードは、得しても小さなpipsである代わりに、失敗した時も小さなpipsの損にとどめるのが常識です。
そういう意味ではFXのスキャルピングが「悪」ということはないはずですが、でもギャンの方針には合いません。
また小さな利益という点では、株式の配当やFXのスワップなども同じです。
こんな小益を目的にしてトレードしてはダメ。
大きな益を出すためには、十分にFXチャートを眺め、相場を分析し、その結果としてエントリーする。
益が出た場合も損をする場合も熟慮したスケジュールにそって決済する。
そういうトレードがギャンにとっての「取引」だったようです。
あるいは、どんな額のFXトレードであってもリスクとることに変わりはない。
リスクをとるのなら、それに見合った益を期待できるときしか参入したくない。
スキャルピングの是非はともかく、個人FXトレーダーが取引しすぎることは確かに事実のようですね。
ちょっと面白そうだとすぐポジションをとりたがる。
そんな傾向に対するイマシメととってもいいかもしれません。
ただ、これは証券会社のキャンペーンによるところもあります。
例えば「XM」では取引をするごとに高還元のポイントが付与されます。
スキャルピングの手法自体もハマると総合的なリターンの大きいトレード方法ですので、熱くなりすぎず計画的に取引を行う事で勝利は掴めます。
スキャルピングの手法については当サイトでも特集しておりますので、是非ご参考下さいませ。
第13条:ナンピンの禁止

「損失を平均化するためにナンピンをしてはならない。これはトレーダーがおかす最悪の失敗だ」
ナンピン(難平)とは、ポジションが反対方向に動いたとき、買い下がり、売り上がりをして更にポジションを増やすことです。
たとえば買いのポジションをとったのにFX相場が下がった場合。
「もうすぐ反発するはずだ」という考えがあれば、買い下がりしたくもなります。
また買い下がり(ナンピン)すれば、総ポジションの取得平均は下がります。
なんとなくリスクが小さくなったような錯覚さえおきるでしょう。
しかしギャンのトレードルールの根本は第5条でアドバイスしたように「トレンドに従う」ことです。
FXトレンドに反して頑張り続けるナンピンは、彼のルールに真っこうから逆らうことになりますね。
「トレーダーがおかす最悪の失敗」とは、ずいぶん強い口調ですが、たしかにナンピンして更に逆方向にFX相場が動くと最悪の様相を呈します。
ナンピン地獄。
もちろん、ポジションと逆方向にFX相場が動いたときにとるべき最善策は「ストップロス」です。
損失はふくらませてはいけない。
なるべく損失を小さく抑える方向でFX戦略を考えるのが正しいようですね。
ナンピンのメリットとデメリットを特集した記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
第14条:焦らず、忍耐のトレードを

「ガマンできないという理由で相場から徹底しない。待ちきれないという理由で相場に参入しない」
FX相場にはいろいろな局面があります。
上がると思って買ったのに、そこからレンジ相場に突入して小さな幅で上げたり下げたり。
だんだんウンザリしてきます。
そてで「もういいや!」と諦めてはいけないのです。
そもそも上げのFX相場と読んでポジションをとったのなら、その読みが完全に間違いだったと実証されるまでは、まだ撤退すべきではありません。
忍耐も相場のうちということですね。
また「押し目があったら買おう」と思っているのに、自分の思うような下げ押しがない。
だんだジレてきて、予定よりも不利なFXレートで買ってしまうこともやはりギャン・ルールの違反です。
自分の読みを信じて、ひたすら待ちましょう。
待ったあげく、買いの機会はこないかもしれません。それでもいいのです。
焦っても、焦らなくてもFX相場は続きます。
いつかは好機がきます。
そう信じてゆっくり待つことも大切ですね。
第15条:利小損大を避ける

「小さい益出し、大きな損失を避けよう」
当然とはいえるのですが、やはりそうか・・・というルールです。
10条の「手仕舞ルール」とも関連してきますね。
大きな損失をさけるためにはストップロスの活用です。
ポジションをとると同時にストップロスを設定しておく。
そして万が一の場合も資金の10分の1(あるいはもっと少なく)以上の損失はださないようにしておく。
含み損になっているのに、ついつい頑張ってポジションをキープし続けるようなFXトレードは決してしてはいけません。
逆に含み益が出はじめたときは、どれだけ頑張れるか努力してみましょう。
もちろん頑張るにしても、それが結果的に損失になるような頑張りはタブーです。
益を確保するのもストップロスの役目。
FX相場の推移につれてストップロスを柔軟に引き上げ(トレーリング)てください。
難しいことですが、損切りは早めに。益出しはなるべくゆっくり。
簡単にはできないでしょうが、このルールを座右の銘としてFXトレードしていきたいものですね。
第16条:ストップロスをキャンセルしない

「いったん設定してしまったストップロスは、けっして途中でキャンセルしない」
人間の心は弱いものです。
ストップロスを設定しても、FX相場レートがどんどん迫ってくると迷いが生じます。
そこでルールを決めておく必要があるわけですね。
「ストップロスはキャンセルしない」という絶対的なFXルールです。
もちろんキャンセルだけでなく、ストップロスの幅をゆるめる方向への移動も禁止でしょう。
一回動かしたストップロスオーダーは、もとの「動かすべからず」という権威を失ってしまいます。
一度破ってしまったFX取引ルールは、もうルールではありません。
1回動かしたものは2回動かすことになります。
そして3回目にもまた安易に動かしてしまうでしょう。
これではストップロスを決めた意味がなくなってしまうわけです。
ストップロスはアンタッチャブル。
冷静に計算して自分で決めたオーダーをキャンセルしたり動かしてはいけません。
ただし、含み益が出ている方向へのストップロス移動だけは、非常に賢明な作戦です。
少しでも損失の可能性を減らす立派な決済の方法ですね。
第17条:ひんぱんな取引の禁止

「あまりにもしばしばエントリーしたり決済したりを繰り返してはいけない」
ひんぱんにトレードするということは、1回ごとに得られる利益が少ないということです。
通常、もう少し長くポジションをキープしていれば、もっと大きな益を得られる可能性があったのではないでしょうか。
もちろんボラティリティが高くて、上昇・下落が激しいFX相場なら、参入・離脱を迅速にすることは悪い作戦ではないでしょう。
長持ちしていると何が起きるかわからないような状況もあります。
しかしケースバイケースではあるものの、回数の多すぎるFXトレードは好ましくない結果をもたらす可能性が高いものです。
手数料もかかります。スプレッドも考慮しなければなりません。
回数が多いと図に乗りすぎたり、FXトレードが雑になるリスクもあります。
トレード回数が多くてしかも利益も大きければ最高でしょうが、現実には難しいような気がします。
そんな意味合いをこめて「あまりにもしばしば」という表現になったのでしょうね。
必要に迫られて、仕方なく「しばしば」程度のFXトレードなら、許容範囲なのかもしれません。
第18条:売りも厭わないトレード

「買いと同様、カラ売りも厭わないこと。トレンドに従って益をだすのが目的」
ましてやFXの場合は通貨ペアの売買なので、買いも売りも同質です。
たまたまFXチャートの上方向が買い、下方向が売りになっただけ。
付け加えれば、せいぜいスワップがプラスになるかマイナスになるか程度の違いでしょう。
それなら買うことだけにこだわるFXトレードは理屈にあいません。
問題はトレンドがどちらを向いているか。
そしてそのトレンドに従って取引して、結果的ル益を出すことが目的です。
円を軸にした通貨ペア、つまりクロス円のFX取引も一時はロングにこだわる個人FXトレーダーが大多数でした。
スワップが高額のプラスになるし、なんといっても円キャリーの傾向が強かったため、ロングにしていればそのうち儲けることができたのも事実です。
問題は参入のタイミングを間違えないことだけ、という時代が長かったですね。
でもリーマンショック後の円高推移から、もう買うのも売るのもお好きなようにというFXトレードになってしまいました。
FX取引で売り買いに好き嫌いを言うべきではないのです。
トレンドが向いた方向に追従してポジションを持つ。
なんといってもFXの最終目的は益を出すことなのですから。
第19条:値頃感でトレードしない

「高いからといって売ったり、安いからといって買わない」
人間には記憶があります。
FXのある通貨相場でも、あるいはハンバーガーの値段でもいいのですが、一定レベルの価格や値がある期間続くと、それが常識になってしまいます。
それが「値頃感」。
FX相場でドル/円が110円なら、すぐ売っていいかどうか。
あるいは90円なら買ってもいいかどうか。
そんな値頃感が合っているという保証はまったくありません。
こんなに安いのだからと思って買ったら、まだまだそこから下落が続くかもしれません。
高値に関しても同様ですね。
またレンジ相場などで、高値で売って1回成功したからといって、再度の売りもまた成功するかどうか。
たまたま同じFXレートであっても、その背景が同じというわけではないからです。
「値頃感」というカンに従うのではなく、やはりしっかりFXチャートの動きを眺め、分析してからの売買にしたいものです。
きついことを言うと「安い」とか「高い」という言葉を捨てるべきでしょうね。
あくまで相対的な、なんとも信用できない言葉なのですから。
第20条:ピラミッティングはタイミングに注意

「ピラミッティングはタイミングを慎重に。レジスタンスやサポートを破ってから買い増し、売り増しをする」
ピラミッティングとは、読みが当たった方向に買い上がり、売り下がりをするFX戦法のことですね。
理論的には、含み益を担保とした買い上がり、売り下がりです。
だからピラミッドのように、段階を追うにつれて増し量が少なくなります。
ナンピンにくらべればはるかに堅実で危険も少ないFX取引手法ですが、それでも失敗したときのリスクがあるのは事実。
含み益が出たからといって、軽率にピラミッティングすることを避けたいものです。
FXチャートのレジスタンスやサポートをしっかりブレイクして、トレンドが明確に出ていることを確認してからでも遅くはありません。
なにしろピラミッティングが成功するためには、そのトレンドが非常に強くて続くことが前提なのです。
この読みの部分を安易に考えると、失敗になるかもしれません。
まだ継続すると信じて買い増しピラミッティングした瞬間が実はFX相場の天井で、そこから下落というケースありえます。
もちろん、ピラミッティングのFXトレードでは、流れがアゲンストに変化したら抵抗すべきではありません。
素直にあやまって、買い増しした分はおとなしく損切りする。
「含み益を担保」という考え方なのですから、最終的に損にさえならなければ、作戦として大失敗ではないはずです。
第21条:選択してピラミッティング

「ピラミッティングするときは、買いなら強い上昇トレンドのものを、売るなら強い下落トレンドのものを選ぶ」
このへんは商品相場でのルールなんでしょうね。
しかし通貨ペアを取引するFXても、頭に入れておいて損はないと思います。
たどえば円売りの勢いが強くて、ドル/円とユーロ/円を両方ロングにしたような場合ならこのルールがFXで適用できるはずです。
円売りのFXトレンドならドル/円もユーロ/円、どちらも上昇してくれるでしょう。
でも通貨はそれぞれの事情を抱えているので、強く上げる通貨もあれば、それほどでもない通貨もある。
FXでピラミッティングの買い上がりをするのなら、強いトレンドの通貨ペアにすべき、という程度に考えても間違いではないと思います。
またこのルールを深読みするなら、ギャンもエントリーした最初からピラミッティングを想定しているわけではないことがわかります。
とりあえず益を出せそうと判断してロングで参入。
その後の様子を見て、これは強いトレンドになりそうと判断して、はじめて買い増しピラミッティングを考慮する。
あくまでトレンド次第。
トレンドに自分を合わせていくFXトレードですね。
そのへんの柔軟さも取り入れていきたいところです。
第22条:ヘッジは決してしない

「買い参入して逆方向に相場が動いたとき。他の商品を売ってヘッジとはしない。間違ったときは損失を受け入れよう」
このルールは興味深いですね。
たとえばドル/円を買ったところ、FX相場は逆で下落していく。
そんなときはヘッジとして、たとえばユーロ/円を売るという作戦もFXではありえます。
しかしギャンはそうした別通貨のヘッジも禁止。(そこまで厳しくはなくて「両建ての禁止」と受け取るべきという解釈もあるようですが)
いずれにせよFXで読みが間違ったときはジタバタせず、黙って損失を受け入れるべき。
そして傷をなめながら次の好機を待てというわけです。
たぶん、多くのFXトレーダーから異論が出そうなルールです。
ドル/円ロングのヘッジとしてユーロ/円ショートなら、少なくともリスクは減少するはず。
勝手な想像ですが、アブハチ取らずを警戒しているという解釈も成り立つのではないでしょうか。
商品相場とは性質の違うFXといえども、いったんはドル/円の買いと決めたのに、様子を見てあわてて同系統の動きをしやすいユーロ/円を売るのは筋が通っていない。
もし途中でドル/円が戻したとき、今度はユーロ/円が損になっている可能性もあります。
FXでも商品相場でも、買うなら買う。売るなら売る。
自分の読みを信じて、もし間違っていた場合はサッサと撤退するほうがいい。
そういう、爽快な信念の感じられるルールですね。
第23条:十分な根拠とルールでトレードを

「十分な理由もないのにポジションを変えてはいけない。トレードを始めたら、トレンドが変化する明確な理由や撤退のルールがない限り手をひかない」
小心なFXトレードをいましめているようです。
上がりかけたFX相場がちょっと落ちただけで怖くなって決済するようでは、大きな益幅は望めません。
撤退する、あるいは決済するのなら、十分な理由のある場合だけにしてください。
その理由とは、トレンドが変化しそうだという明瞭な証拠でもいいです。
あるいは自分で決めたFXルールに従う場合でもいいでしょう。
ここでも大切なのは「ルール」なんですね。
こんなときはこうするという作戦、ルールがあるから、イザというときに対応できる。
したがって「なんかイヤな雰囲気だから」という程度ではFX相場から逃げません。
もちろん、過去の経験から、自分がイヤな雰囲気を感じたときは60~70%の確率で当たる・・という実績があったのならまた話は別でしょう。
そんなときは自分なりの「イヤな雰囲気マイFXルール」があるということです。
いずれにしても、撤退や決済にはルールと根拠が必要です。
もちろん、そのルールには絶対に従わないといけませんね。
従えないルールなんて、ないほうがマシです。
第24条:儲けたあとはトレードを控える

「十分な利益を出したあとも、取引量を増やさない」
大きな勝負を続け、大きな益が出ました。嬉しいですね。
よし、調子がいいからガンガンいくか!というのが通常のFXトレーダーです。
「いい気になるな」というのがギャンのこのルールです。
おそらくトレード成功のあとはFXトレーダーの気分が高揚しています。
非常に攻撃的なイメージが強くなっているでしょう。
そんなムードで新規FXトレードは危険なのです。
恐怖心が薄れ、イケイケモードに入ってしまっている。
昔からいう「勝ってカブトの緒を締めよ」ですね。
うまく運んでいるときほど謙虚に、慎重になったほうがいい。
ほんとうはここで休憩に入ったほうがベストなのかもしれません。
しかしギャンは「取引量を増やすな」と言うにとどめています。
いままで10枚程度のトレードをしていたのなら、次もやはり10枚レベル。
気分よく15枚、20枚などとFXトレードを拡大しないことが肝心です。
第25条:天井、底を勝手に推測しない

「ここが天井だ、底だなどど推測してはいけない。天井、底は相場が示してくれる」
いかにも天井、みるからに底というFXチャートもあらわれます。
でも、だからといってFXトレーダーが勝手に推測して、勝手に決め打ちしてはいけません。
自分で推測した天井、底という理由でトレードしてはいけないのです。
トレードはあくまでトレンドの方向と、自分なりに決めたFXルールに従ってください。
実際そうですね。
もうこのへんが底だろうと感じ、プロのFXディーラーたちも「そろそろ底打ちか」などと言い出す。
でも現実のFX相場はさらに3円、5円と下げていく。
どこが天井でどこが底かなんて、人間にはわからないものなのです。
では何によってわかるかといえば「FX相場そのもの」です。
なんか理屈がおかしいという気もします。でも真実です。
ごく簡単にいうと、上がるか下がるかなんて人間には予測不能ということ。
そんなことは考えるだけムダなので、とにかく粛々とマイルールにしたがってFXトレードする。
そしてFX相場が反転したら「あそこが底だったのか・・」と受け止めればいいのです。
そもそも売ったからには底まで取ろうとか、買った以上は天井まで食おうなんて考えるから天底が気になる。
天底なんて、現実のFXトレードではどうだっていいことなんですね。
第26条:人のアドバイスによる売買をしない

「他人のアドバイスに従って取引しない。ただし自分よりすぐれた人と認める場合は別」
観測や推測、あふれています。
今はFXサイトが乱立しているし、プロのFXディーラーやアナリストのブログもたくさんあります。
FX掲示板ではいろいろな情報が毎日書き込まれています。
情報や観測を信用してはいけません。
「売ったほうがいいよ」「今は買い時」などという助言を信じてFXトレードして失敗したらみじめです。
成功しても自分の実力にはなりません。
自分ではなにも考えていなかったということですね。
だいたい信頼できるFX情報など、なぜその人(友人・先輩・ブロガー)が持っていると思うのでしょうか。
インターバンクで何百本の売りが出たとか、何円に大量のストップがあるとか、この種のFX情報はまず信頼すべきではありません。
正しいかもしれないし、正しくないかもしれない。
それを元にしてトレードするには信頼性がなさすぎるのです。
ただし「この人なら信頼できる」と思う人がいるなら信用してもかまいません。
あきらかに名人で、言うことをきいて損をしたことがない。
そんな有用なアドバイスまで退ける必要はないでしょうね。
目からウロコが落ちるような意見を聞けるかもしれないのですから。
もちろん信じるも信じないもすべて自己責任です。
第27条:損をしたあとのトレードは縮小

「損となったトレードのあとは取引量を縮小。けっして増やさない」
損切りをしたあとのFXトレードをどう考えるべきか、です。
p>通常の気分としては「取りかえしたい!」という気分のはずです。
でもたいていはまた失敗する。
そんなバカな・・が続くと、いつのまにか致命傷にもなりかねません。
冷静に考えてみれば、自分のFXトレード戦略が間違っていたから損をしたわけです。
つまりトレンドに乗れていない。
FXトレンドを見間違ったということです。
目が曇っているのに、損失を取り戻そうとして頭に血がのぼったら、まともなFXトレードなどできません。
ここは一息ついて、次のトレードは枚数を減らしてみるべきです。
少ない取引量で、たいした益でなくてもいいから勝ちましょう。
もし勝ちが続くようなら、またFXトレンド感が復活したということ。
自信がつき、感覚が戻ったらだんだん枚数も増やして、もとの枚数に復帰すればいいということですね。
24条では勝ったあとも増やさないという説明をしました。
この27条では、負けたあとの縮小。
どっちにしてもFXトレードで枚数を増やそうと思ったときは、ちょっと考えなおしてみるべきかもしれません。
第28条:間違ったポジションメイクと間違い決済

「間違ったポジション取りを避けると同様に、間違った手仕舞も避けるべき」
ま、確かにそうでしょうね。
多くの個人FXトレーダーはポジションをとるタイミング、つまりエントリーには非常に慎重です。
間違ったタイミングでポジションをとってしまったら、お先真っ暗になってしまいます。
FX相場がもっと逆にいけば損切りを考えなくてはなりません。
暗い気分です。
しかしたまたま読みが当たると一気に天国の気分です。
どこまで伸びるか楽しみでホクホクしてしまいます。
つまり、ここで一種の思考停止状態になりやすいのです。
FX相場の方向が合ってるんだから、あとは成り行きで考えるさ、という雰囲気。
ただし、成り行きで考えているとつい弱気になりすぎたり、強気になりすぎてしまうケースが多いはずです。
ギャンはこの点を突いているんでしょうね。
FXではエントリーに気を使うのはもちろん大切。
しかし手仕舞決済にも同じように気を使ってもらいたいということ。
間違いという意味ではエントリーの間違いも、手仕舞の間違いも同じです。
個人FXトレーダーは決済が下手、といわれますね。
確かにプロのFXディーラーなど、よくここまでというくらい益を伸ばして決済しているようです。
その点を見習わなくてはいけないのかもしれません。